【サポート方法4選】ギフテッドと漢字ドリル

当サイトは広告収入で運営されています

このコラムにたどり着いた方は、お子さんの漢字の宿題や、テストに悩んでいるかもしれません。

意外に思われるかもしれませんが、ギフテッドの中には、漢字ドリルが苦手という子が多くいます。実はこれは「あるある」で、ものすごく多いです。

「100マス計算」と「漢字ドリル」は天敵のようです

そこには、以下のような理由が考えられます。

漢字学習が苦手な理由
  • 不器用なため「書く」ことが苦手
  • 単純作業が苦痛
  • 意味を見出せない
  • 些細な事(とめ・はね・はらいなど)を指導されるのが苦痛
  • 手のスピードよりも頭のスピードが早いので、もどかしい
  • 完璧を求めすぎて疲れる(完璧主義)
  • LD傾向がある

※LDを疑っている場合は、専門家に相談するようにしてください

もし、お子さんに以下のような困り感が見られたら、ぜひこのコラムを読んでみてください。何かお役に立てるかもしれません。

困り感の例
  • 漢字の宿題に異様に時間がかかる
  • 漢字の宿題にとりかかるまでに時間がかかる
  • 漢字の書き取りで、かんしゃくをおこす
  • 字が汚い
  • 字のバランスが悪い
  • 枠からはみ出る
  • 細かいパーツを間違う(強のムがノになる、実の横線が2本になるなど)
  • 送り仮名が理解できていないようだ(「多い」の「い」はどういう漢字?など)
  • 同じ読みの違う漢字を書いてしまう(早朝→走朝など)

今回は、漢字学習のサポート方法を「サポートの難易度別」にご紹介します。

漢字のレベルや、本人の困り感のレベルではなく、「取り入れやすさ」で分けています。

お子さんとの相性を見つつ、取り入れられそうなものがあれば、ぜひ試してみてください。

※板書が難しい、字が枠からはみ出るなどの困り感がある子の場合、「視線を移動させるのが苦手」「目と手を同時に使うことが苦手」など、目の発達を検査したほうが良いこともあります。その場合は、発達に詳しい眼科を受診するとよいです。私が知っているのは、千葉県のかわばた眼科や、各地の「ジョイビジョン」です。また、診察をうけなくとも、自費で書籍を購入し、視覚認知のトレーニングを行うという方法もあります。

目次

レベル1:サポート下敷きを導入する

もっとも手軽で、親子ともにストレスがかかりにくい方法は、文房具にこだわることです。漢字を書くときに使う文房具は、以下の4つ。

  • 鉛筆
  • 消しゴム
  • ノート
  • 下敷き

それぞれいろいろ試しましたが、効果が大きいと感じたのは、「下敷き」です。特に、手先が不器用な子におすすめです。

こちらの下敷きは、作業療法の考え方をもとに開発されたものです。表面がデコボコしており、書くときに振動が脳に伝わります。それによって、「書いている感覚」が得られ、字を書きやすくなります。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次