ギフテッドの割合は? アメリカでは約17人に1人

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ギフテッドと聞くと、「世紀の天才」と思う方も多いのではないでしょうか? しかし、ギフテッドのなかでも「天才」に相当する子はごく一部だと言われています。

ギフテッドはいったい、どのくらいの割合でいるものなのでしょうか? IQの分布や、アメリカの事例をもとに考察してみました。

目次

ギフテッドの割合は? 何パーセント?

ギフテッドの定義にはいろいろな見解がありますが、ギフテッドの基準としてよく言われる「IQ130」で考えてみます。IQ130以上は、全体の約2.3%。

ちなみに、ここでのIQは、ウェスクラー式知能検査(SD15)のものです。そのほかの知能検査や、幼児教室で行われるIQテストとは別のものになります。

画像引用元:MENSA INTERNATIONAL

IQ130未満であってもギフテッドに相当する方がいらっしゃいますので、実際には2.3パーセントより多くの人が、ギフテッドだと考えられます。

例えば、アメリカの場合、約6%がギフテッドプログラムの対象になっています(参考:NAGC)。ただ、発達障害を併せ持っているために、判定漏れしてしまう子がいることが危惧されていますので、実際にはもう少し多い可能性もあります。

ギフテッドは何人に1人?

仮にギフテッドをIQ130以上と定義した場合、ギフテッドの割合は2.3%です。これは約43人に1人です。40人クラスだとクラスに1人はギフテッドがいそうですね。

全体の6%がギフテッドの場合は、約17人に1人。40人クラスだと2~3人いることになります。

1学年にギフテッドは何人いるの?

つぎに、日本全体で、1学年に何人くらいギフテッドがいるかを試算してみます。

こちらのサイトによれば、2019年に小学校に入学した児童の数は、102万8678人。計算しやすいように、仮に1学年を100万人とします。

6%がギフテッドの場合、1学年のギフテッドの人数は6万人です。
2.3%がギフテッドの場合、1学年のギフテッドの人数は2万3000人です。

ギフテッドだから、あるいは高IQだから学校の成績がよいとは限りませんが、人数を比較するために、大学の1学年の人数と比較してみます。

東京大学:約3000人
京都大学:約2600人
旧帝大:約2万1000人
国公立合計:約9万5000人
医学部(私立・国立・公立):約8000人
慶応大学:約6400人
早稲田大学:約9000人
※一部重複してカウントしています

IQ130以上で2万3000人。ギフテッドプログラムの対象になるような子は6万人。

旧帝大(東京大学・京都大学・大阪大学・名古屋大学・東北大学・北海道大学)の1学年の人数は約2万1000人ですから、ギフテッドの人数の多さがわかります。

世間一般で考えられているよりも、はるかに多い数字ですね。試算してみると、その多さがわかります。

こうして人数を比較してみると、「ギフテッドだからといって、天才とは限らない」「IQ130だからといって、天才とは限らない」ということも、実感をもって感じられると思います。

ハイリー・ギフテッドの割合は?

ギフテッドをIQによってさらに分類する場合があります。

最初にご紹介したグラフを見ると、FSIQ145以上は、全体の0.1パーセント。100万人の集団に対して約1000人です。かなり少ないですね。

ちなみに、アインシュタインの推定IQは160-190だと言われています(当時は知能テストがないので正確に測っているわけではありません。後世の試算です)。

まとめ:ギフテッドの割合

ギフテッドの割合は、約2.3%~6%以上と言えそうです。

日本ではギフテッドプログラムがありませんが、IQ分布やアメリカの例を参考にすると、日本にもかなりの数のギフテッドがいそうだということがわかりました。

高IQ=高学歴というわけではありませんが、人数的には旧帝大の定員よりもはるかに多いということに、衝撃を受けた方も多いのではないでしょうか?

日本においては、学校での不適応などの困り感がない限り、知能検査を受けることは少ないです。そのため、高IQが発覚した子のほとんどが、困り感を抱えています。

しかしアメリカでは、知能検査以外でもギフテッドを選抜しており、「ギフテッド=困り感」という図式はあまり一般的ではないようです。「ギフテッドの9割が問題なく学校に適応している」という研究を見つけましたので、以下でご紹介しています。

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