高IQでも療育につながる方法【ギフテッドと療育】

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ギフテッドあるいは2Eかもしれない子を育てている場合によく聞かれる悩みのひとつ、それは、「支援が受けられない」というものです。

保護者

小さいころから育てにくく、発達の凸凹もあるのに、「高IQだから問題ありません」と言われてしまいました

保護者

不適応を起こして病院に行ったけど「この子の場合は、まずは周りの対応を変えてみて」と言われました。具体的にどうすれば?

保護者

通級を希望したら「もう少し様子を見ましょう」と言われてしまいました

目次

IQが高めだと支援は届きにくい

療育を受ける条件は、自治体によって異なります。発達障害の診断がなくても、医師の意見書があれば「通所受給者証」を取得することができる可能性が高いです。そして「通所受給者証」があれば、療育する際に助成金がでます。

受給者証の取得方法については、下記のサイトがわかりやすいです。

しかし、ギフテッドに相当するような高IQのお子さんの場合、精神科に行っても、「問題がない」「困りごとが少ない」「特性は少ない」とされ、支援が受けられない可能性があります。

小学校においても、授業妨害をする場合には通級や情緒支援級を進めらますが、過剰適応の場合には「問題がない」とみなされがちです

特に注意が必要なのは、発達障害とギフテッドネスの特性を併せ持つ2Eのお子さんの場合です。発達障害がありますので療育は有効ですが、特性が相互に隠しあってしまい、「平均的な子ども」に見えてしまうことがあります。

ギフテッドのお子さんの場合、発達障害を併発していない場合も多くあります。

そのため、療育が必要かどうかは、ケースバイケースです。しかし、もし、以下のような悩みがある場合は、療育やセラピーなどの支援につながっておいたほうが後悔は少ないと思います。

  • 癇癪がある
  • 感情コントロールが難しい
  • 忘れ物が多い
  • 運動が苦手
  • 手先が不器用

特に保護者が「療育が必要そうだ」と感じているのであれば、粘り強く支援を求め続ける必要があります。病院を複数まわったり、心理士さんを変えて支援の必要性を理解してくれる方を探しましょう。

公的支援につながる方法

支援につながりにくい高IQのお子さんですが、まずはどのようにして支援の必要性を求めていくかを考えてみます。

  • 教育センターや子育てセンターに相談する
  • 場合によっては検査を受ける
  • 「療育を受けたい」「受給者証が必要」とはっきりと希望を伝える
  • 「様子を見ましょう」と言われても、「できることは早いうちにしたい」と伝える
  • 児童メンタルクリニックに行く
  • 受給者証がもらえない場合、別の精神科に行く(繰り返す)
  • 受給者証がもらえない場合、別の心理士とも面談する

たとえば、教育センターで心理士さんと面談をした場合、今度はスクールカウンセラーに相談してみる、などの方法が考えられます。

公的支援につながれない場合の対処法

公的支援につながれない場合、あるいはつながるまでに時間がかかりそうな場合、どのようにして子供を支援していけばよいでしょうか?

考えられる方法を2つご紹介します。

  • 自宅で療育をする
  • 自費で民間の療育を受ける

自宅療育って?

自宅療育の場合、インターネットで「おうち療育」と調べるとたくさん情報が出てきます。また、書店で発達関連の書籍を探してみるという方法もあります。

メリットは、なんといっても、お金があまりかからないことです。一方デメリットは、療育には「ABA」「言語療法」「作業療法」「SST」など様々な種類があり、具体的に何をしたらいいか迷ってしまうことです。

民間の有料の療育って?

受給者証がなくても、療育や発達支援を行ってくれる民間のサービスはあります。メリットは、プロの療育が受けられること、デメリットは料金が高額になりがちなことです(補助金が下りないので、習い事と同じような感覚です)。

プロの目で、どの療育を受けるのが子供にとって最適なのかを見極めてもらえるのも大きなメリットです

民間の療育って、どこで受けられるの?

受給者証がなくても受けられる療育はどこにあるのでしょうか? インターネットで「自費 療育」などと検索すると療育施設がヒットします。

先日、Xで口コミを見かけたのは、リタリコジュニアというところです。リタリコジュニアの「パーソナルコース」ならば、診断や受給者証がない場合でも療育を受けることができます(全額自己負担です)。

リタリコの療育でとてもいいと思うのが、子どものアセスメントを行い、それぞれの子に最適な学習プランを組んでくれること。

自宅療育でありがちな「何をやっていいかわからない」「これで効果があるのか自信が持てない」という悩みを解決してくれます。

リタリコのパーソナルコースで方針をつかんで、自宅でコツコツと療育を続けていけば、効果も期待できますし、費用も抑えられそうです

療育は早いほど効果があると言われていますので、一日も早く始めたいという方も多いでしょう。しかし、高IQの場合、「様子見と言われ続け、支援につながるまでに4年もかかってしまった」という声も聞かれます。このような状況では、自己負担の療育が有力な選択肢になると思います。

>>リタリコジュニアのパーソナルコース
※受給者証不要のパーソナルコースを開催しているのは首都圏のみで、残念ながら関西ではグループコース(受給者証が必要)しかないようです。

リタリコジュニアは、2Eにも対応可能?

療育をお願いする場合、保護者としては、可能であれば高IQの子どもについてある程度知識のある方を探したいと思うものではないでしょうか?

リタリコのウェブサイトでは、ギフテッドに関するテーマを複数投稿していますし、2023年の12月には、2Eに関するオンラインセミナーも開催されました。

以上のようなことから、リタリコジュニアは、発達障害とギフテッド両方に一定の見識があると考えられます。

リタリコジュニアの口コミを集めました

高IQ児を育てている親御さんの口コミを集めました。

私が個人的に利用して良かった会社は

リタリコさん

データ分析して情報提供しているので

非常に参考になります。

IQ143ASD娘の「して良かった療育」

※口コミは個人の感想であり、当時の状況に基づくものです。また、グループコースの口コミです。最新の正確な情報は、公式HPでご確認ください。

まとめ:2Eの療育が受けられないときの対処方法

ギフテッドに相当するような高IQのお子さんの場合、発達の凸凹があっても「問題ない」「困りごとが少ない」「高IQは優先順位が低い」とされ、支援が受けられないことがあります。

保護者が「やっぱり療育が必要なのでは……?」と感じる場合、粘り強く、支援につなげてくれる心理士・医師を探すことが大切です

早期療育の重要性が叫ばれる中、なかなか支援につながれず不安になることもあると思います。そんな場合には、おうち療育や、自己負担の療育を検討してみてもよいかもしれません。

「やっぱり療育がいるのでは?」と思う場合の対処
  • 理解してくれる心理士・医師を探し続ける
  • 同時進行で「おうち療育」や「自己負担の療育」を行う

お金はかかってしまいますが、習い事の延長のような感覚で、楽しんで取り組めるとよいですね。

粘り強く公的支援を求めつつ、それまでのつなぎとして「民間+自宅」を検討してみましょう

リタリコジュニアにご興味がある場合、最新の情報は公式ホームページでご確認ください。
>>リタリコジュニアのパーソナルコース

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